足ケガした><;(1日目)今日は趣味の釣りのため、朝早くから西伊豆の海岸線を車を飛ばし釣りができそうな堤防を転々と見て歩いた。 本日は低気圧が通り過ぎたばかりで、風も強く海も大時化。 風が当たらない波が比較的穏やかな場所で釣りをしようと転々としていた。 土肥港を確認したが、風が強く釣りにならない。 仕方なく先へ先へと進んだがなかなか良い場所は見つからない。 恋人岬を過ぎ、安良里を横目に通り過ぎ、堂ヶ島も通り過ぎた頃少し疲れてきた。 ちょうど仁科漁港の「はんばた市場」の看板も見えたので休憩がてら港の様子も見ることにする。 ここは生きた魚も売っており、今の時期は何が釣れるのか参考になる場所だ。 イサキ、メジナ、クロダイ、アオリイカ等々いっぱい魚が売っている。 価格も安く、ここで魚を買っていけば安くつくことはわかっているが、あくまでも自分の手で釣りたいと欲がでる。 魚を買いたい衝動に、後ろ髪をひかれつつ、その場を後にする。 更に南に進み松崎へ。魚のえさも調達するため松崎のスーパーに寄り道。 海も荒れ、半分釣りをあきらめかけていたことと、刺身が食べたい衝動に負け自分の餌も調達した(海鮮丼お買い上げw)。 その後さらに南下。釣りがなかなかできない為、いつの間にかドライブを楽しんでいた。 雲見を抜け、波勝碕を過ぎた頃お昼の時間になる。 展望台がちょうどあり、景色がすごくきれい。 おなかも空いてきていたため、さっき購入した海鮮丼を食べることにした。 ベンチに座り、広大な風景に「いつ来ても伊豆はいいなぁ。最高の景色の中で海鮮丼を食べられるなんてなんて贅沢な贅沢なんだろう。」と 幸せな気分を味わえた。 しばらく休憩をした後、再び車を南に走らせる。 気が付けば南伊豆に入っており、子浦漁港の看板が見えたため、寄ってみることにした。 ここは入り江の奥に港があるため、、波は比較的穏やか。入り江の外はすごい波しぶきが見える。 山にも囲まれている為か、風は少し強かったが釣りができそうな雰囲気。 ここは穏やかで、ゆっくりと時間が流れている気がする良い場所だ。 伊豆の漁港には「釣り禁止」と書かれているところが多いが、ここは書かれていない。堤防にも簡単に上れる、 すでに釣りをしている人もおり、魚が釣れるか釣れないかわからなかったが、釣りをすることにした。 時間もすでに14時過ぎ。釣りをする時間も少なくなって来ているため早々に準備する。 ロケーションがとても良くうきうきしてしまう。 周りをみながら準備をしていると、ほかの釣り人はアオリイカが釣れるのかエギを投げている。 自分も真似をしてエギをセット。 早速投げてみたが、思いのほか風が強く釣りにならない。 仕方なくほかの釣りをと思い、サバの切り身を餌にブラクリ仕掛けに変更。 堤防の外海側に岩場があり、何かしら釣れそうな気配。 竿を出してみるも魚信はあるが、なかなか釣れない。 堤防の上は風が強く、餌は飛ばされないように堤防下においておく。 餌ばかり取られてしまうため、何度か2m程の堤防を昇り降りしていた。 その時は急に来た。 何度目かの餌付けの後、再び勢いをつけて堤防を駆け上がる時だった。 傾斜に右足をついたとたん、右ふくらはぎで「ブチっ」という感覚が(うはw)。 その途端右足にかなりの違和感と痛みが走ったが、勢いをつけて上った為か堤防は上りきれた。 思わず「うわー」って言ってしまい恥ずかしい。 堤防に上ったはいいが歩行もままならず、足を確認。 右足に荷重をかけると激痛が走る。右足に力を掛けられずこれはやばいぞと。 どうやって堤防を降りようかと思いながらも、右足に力を入れなければ痛みは出ないため、滑り台のように堤防を滑って降りる。 「終わった(泣)」と思いながらも、なんとか釣り道具を片付け車に乗る。 まだ負傷したばかりだった為か、興奮していた為かわからないが、不幸中の幸いでシートの位置を調整すると痛みもあまりなく運転はできた。 足は冷やしたほうが良いなぁと思い、持っていた氷をビニールに入れタオルで足に巻きつけた。 魚を冷やすはずの氷で自分を冷やすとは。。。(とほほ><;) ここから自宅まで3時間ぐらい運転しなければならない。このまま家まで持ってくれと願いながら帰路に就く。 ブレーキを強くかけられない右足に、明日は病院に行くしかないかぁと思いながらゆっくりと海岸線を運転した。 だんだんと日が傾き、ふと頭にあることが横切る。 「大田子海岸夕陽展望所」が近くにあるじゃんと(笑)。 何のことかわからない方も多いと思うが、ここは以前から写真を撮りに来ていた場所でいつか夕日をきれいに撮影したいと思っていた。 ほかの車も海岸に向かっているのが見える。 足のケガなんかそっちのけで寄り道。 向かっているときは車の中から写真が撮れればいいやとしか思っていなかったが、いざ到着すると車から降りるのもままならない状態だったが、 車から降りて撮りたいって衝動が勝り展望デッキに向かう。 写真を撮りに来た人たちがいっぱいいる中、氷の入ったタオルを右足に巻きつけたまま、足を引きずり、痛みをこらえながら夕日の撮影をする。 夕日が沈んで行く風景はとてもきれいだった。水面に照らし出される太陽の光の道はとても幻想的で、 ゆっくりと遠くの島の岩陰の後ろを、太陽がすり抜けていく光景に感動し、ほかの人の視線もなんのその(笑)。気が付けば40分撮影していた。 撮影を終えた頃、足の痛みは増していたが、でもなにかに熱中できてるっていいことだと自分に言い聞かせて痛いのを我慢しながら再び車を運転。 家についたのは19時すぎだった。 不思議と足を着いたり触らなければ痛みはなかったが、明らかに歩行は難しい状態。 ふくらはぎもズボンがめくれないぐらい腫れている。 家族には何したの!と怒られる中、足を引きずり釣り道具を片づける。 自分の中では「明日になれば仕事に行けるかな」と思っていたが、家族には「明日は病院に行くこと!」と約束させられて本日は終了となる。 ここから色々なことが始まることも知らずに。。。 |